知らない感情 [その他]

随分と間があいてしまって、このブログも自然消滅かなと思っていたけど、

前々から言っているように書き残しておくことも悪くないかなと思ったのでざっくり書いておきます。


合格発表からもう一週間以上経ってしまい、いい加減振り返るのも終わりにしたいとは思うが、いかんせん一年が長かったもので、なかなか忘れられないというか気を抜くとすぐ思い出してしまうと言うか。

一年間浪人して第一志望の大学に合格することが出来ました。
当然結果には満足。

ただ、本当にこの一年は生産性が無かったというか、ただただ勉強するだけで、それがすべきことなのは分かっているけどそこまでしないといけないものなのかとか、もっと充実した日々を送れる選択肢も作るべきだったのではないかとか思いつつ過ごしてたわけで・・・。

夏に気胸にかかって1週間ほど入院し、手術し、模試も1つ受けられず、夏の後半は棒に振り、
体力は落ちて、何よりも手術痕が思いのほか痛むという・・・。
9月の始めの方は体力的にきつかったから勉強時間を少し短くして体調を整えることに専念し少しずつ勉強時間を延ばしていったかなぁ。
結局ずーっと傷が痛んだわけで、自習室で何回も叫びたくなったし(笑)
きつい時期は何度も退室して散歩に出かけたり何やらして。
秋以降友達ともかなり仲良くなって喋る時間も増えたなー。だからそういう友人がたくさん出来たことは凄くうれしい事だし、最近も何人かとは会ったりとかしてるし!
そういう意味では周りの人の大切さを実感したわけだけど、それは部活や文化祭の時も似たような感覚だったかもしれない。


で、何も得てないような気がするのでほんと嫌な一年だったわけですが・・・。
ここ数日仲いい友達と喋ったり遊んだりしていてふと思うのは、いくつか自分の知らない感情を見つけたかな、と。
絶対大丈夫とは分かっていても医者に脅しで使われた「死」ということへの恐怖、自分ではどうなっているかよく分からないものへの恐怖
痛みに耐えて勉強し続けなければならない苦しみ
苦痛やプレッシャーを乗り越えて手に入れた合格への大きな喜び

いや、この3つは別に知る必要も無かった感情なわけで(笑)
というか知らなくていいでしょって感情なわけで(笑)(笑)

でもなんか今日見た「きっと星のせいじゃない」という映画で多分この一年が無かったらこんなに感動しなかっただろうなとか思ってしまったし、さまざまな経験をすることでまた違った見方をするようになるのは否定できないなぁ、と。それが良いか悪いかに関わらず。

数ヶ月前のLINEのやり取り見てみたら今と同じようなこと同じように言ってたりするし、人はそうそう変わるものじゃないと思う一方でそういう感情的な面が多少変わったのかもしれないと、この数日で少しだけ思い始めたんですよ・・・。不思議なもんです。

一年を振り返ると始めの方はよくわからなくて勉強に全力で取り組んだわけでもなく、梅雨の時期は慣れで緊張感が無くなってしまい、夏は良い感じに集中してたのに入院なんかで妨げられて、秋は模試前に慌てて詰め込んで、そのままセンターまで持たせたけどなんだかんだ12月末とか勉強すること自体一番つらかった時期だし、センターボケはひどいし、本当の直前期はちょっと迷走してた気もするし、
逆に誰がうまく勉強つづけられてたんだって思ったりもするし色々あるけど。順調だったとは言えないなー。

結果がすべての受験戦争、受かれば肯定され、落ちれば否定される、1年間自分にそう言い聞かせ続けてきたし、今もそう思うし、そういう残酷な世界になんでもってもう一年浸かったかなー。
後輩にはオススメできないなぁ(笑)
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ナツパパ

合格、おめでとうございます!!
第一志望校に入学、本当に良かったです。
この春から、大学生になるんですね。
大学生活、愉しんでくださいね。

by ナツパパ (2015-03-26 02:16) 

あさって

>ナツパパさん
ありがとうございます。
やりたかったことに積極的に取り組んで行こうと思います。
by あさって (2015-04-11 19:11) 

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